夜桜 夜桜について
紫の灯りに照らされた夜桜を見上げる人々

夜桜の下で、
心のお話を。

心に留まっていること。
あなたの言葉で、お聞かせください。

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はじめまして、
夜桜と申します。

茨城県つくば市で、占い師として活動しています。仕事の岐路、家族との関係、自分の進む道。いまひとりで答えを探している方のお話を、全国からLINEでお聞きしています。

視えたことは、正直にお伝えします。けれど、決めるのは、いつもご本人です。

神社の本殿の前に並ぶ石灯籠
灯籠の灯りのように、そっと光を当てるお仕事です。

祖母と見た、夜桜のこと。

私はつくば市で生まれ育ちました。両親は仕事で家を空けることが多く、筑波山のふもとで小さな花屋を営む祖母に育てられました。口数の少ない人でしたが、花を活ける手つきはいつも丁寧で、静かな目をしていました。

春になると、祖母と二人で夜桜を見に出かけました。筑波山の中腹にある小さな神社の参道に、桜並木がずっと続いています。夜、提灯の灯りに照らされた花びらが、はらはらと舞い落ちるのです。

参道に続く桜並木

「毎年、ここで一緒に桜を見られることが、何よりの幸せ」
祖母はよくそう言っていました。

はじめて、自分の感覚を信じた夜。

中学二年の春、夜桜の帰り道で、祖母の後ろ姿を見ていた私は、胸が締めつけられるような感覚に襲われました。「おばあちゃんが、いなくなってしまう」。理由はわかりません。ただ、強くそう感じたのです。

私は「体調が悪くて怖い」と嘘をついて祖母を病院へ連れて行き、診察の終わりに先生へ頼みました。「本当は、祖母を診てほしいんです」。検査の結果、小さな癌が見つかりました。早期発見だったため治療は実り、半年後、祖母はすっかり元気になりました。

「なんでわかったの?」と聞かれて、私は答えました。「わからない。ただ、なんとなく」。それが、自分の感覚をはっきりと信じた最初の瞬間でした。

隠すものではなく、誰かのために。

それからは、言葉にしていない本当の気持ちが伝わってくることが増えました。明るく振る舞う子の奥にある寂しさ、平気なふりをする子の我慢。成長するほど感覚は鋭くなり、人混みでは感情が流れ込んできて、疲れ果てる日も増えていきました。

二十歳を過ぎて東京に出ましたが、満員電車で押し寄せる感情に、半年も経たず朝起きられなくなりました。ふと思い出したのが、祖母と見た夜桜でした。

緑に囲まれた神社の社殿

つくばに戻り、あの参道に立って「おばあちゃん、ちょっと疲れちゃったよ」とつぶやいたとき、肩の力がふっと抜けました。この感覚は、隠すものじゃない。誰かのために使うものなんだ。祖母がくれた名前の意味を、そのときようやく理解した気がします。

最初の鑑定は、近所の女性でした。長く連れ添ったパートナーとの関係に迷っていた彼女に、私は「あなたはもう、答えを知っていますよね」と伝えました。数か月後、新しい生活を始めた彼女は、前よりずっと穏やかな表情をしていました。誰かの背中をそっと押せた、はじめての確かな手応えです。

夜桜の下を歩く人々

答えは、もう
あなたの中にあります。

私はその答えに、そっと光を当てるだけです。
今、ひとりで答えを探しているなら、お話を聞かせてください。

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